「データ抽出① VLOOKUP編」では、1条件でのデータ取得を解説しました。
※ VLOOKUP関数の基本的な使い方が分からない方は、こちらからご確認ください。
ですが業務で使用するようなファイルを作成する場合、おそらく1つの条件では目的を達成できないはずです。
そんな方のためにVLOOKUP関数による簡単な複数条件でのデータ抽出方法を解説いたします。
VLOOKUP関数とは
はじめにVLOOKUP関数とは、検索データに該当する行の任意の列からデータを呼び出す関数です。
1条件によるデータ抽出では
検索データ(果物の名前)から行番号を取得し、
その後任意の列番号を指定して値(産地、値段)を取り出す方法を解説しました。
では
果物と産地を指定し、値段を取得する場合はどのようにすればよいのでしょうか?
VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法
最も簡単な方法は、「果物」と「産地」を組み合わせた文字列を作成することです。
以下ではC列に「果物&産地」の情報を追記しました。
※文字列を組み合わせる場合は接続記号に”&”を使用する
そして値段を取得する関数の検索値には任意の「果物&産地」を示すセル番号を記入しました。
値段は検索範囲の左端を1列目とした場合、4列目に該当するので
列番号を”4″とすることで値段を取得できました。
VLOOKUP関数に使用する以外で「果物&産地」の情報が必要なければ、C列は非表示をおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。
たったこれだけで目的が達成できました!
基本的な構造さえ理解していれば、さまざまな場面に応用が利くのもVLOOKUP関数を使用するメリットだと思います。
他にもデータを取得する関数はありますが、ひとまずこれを覚えておけば業務を格段に効率化できるでしょう!
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