【Excel】条件付き書式 あの値と比較したい!

Excelテクニック編

例えば測定値が規格内か?規格外か?を一目でわかるようにしたい場合には、
条件付き書式を使用すると便利です。

ある値より大きい/小さいを一瞬で判断する!

百聞は一見に如かず、以下をご覧ください。

製品A~Eの測定値が並び、MAX規格値(これを上回るとアウト)とMIN規格値(これを下回るとアウト)を記載しました。

上記の表では、規格値を上回った場合は赤、下回った場合は青で色付けしてあり、
どの製品が規格外れか一瞬で判断できます。

では、このやり方をお教えいたします。

条件付き書式の使用方法

単表タイプ

  1. 表を作成する

  2. 数値の判断をしたいセルを選択し、「条件付き書式」→「セルの強調ルール」→「指定の値より大きい」をクリック

  3. MAX規格値のセルを選択し、「OK」をクリック
  4. これでMAX規格値以上の値は赤くなります。
    続いてMIN規格値以下の値の設定です。
  5. 2と同じ操作で、今度は「指定の値より小さい」をクリック
  6. MIN規格値のセルを選択し、右側のリストから「ユーザー設定の書式」をクリック
    (※青はテンプレートにないため、自分で塗りつぶし選択する必要があります)
  7. 青を選択し、「OK」をクリック
  8. 「OK」をクリック

以上です。

書式の一括設定

上記の例でいえば、測定値が1つしかなかったので2回の作業(MAX,MINの設定)で済みました。
しかし、これが10個、20個・・・となればそれだけ手間が増えます

上表の条件付き書式を設定するのに、同じ作業を測定4つ分しなければならないでしょうか?
そんなことはありません!

次に紹介するのは、表が大きくなった場合の一括条件付けの方法です。

  1. 表を作成する
  2. 単表タイプと同様の作業で、C列のみ条件付き書式を設定する。
  3. 条件付き書式を設定したセルを選択し、F列までオートフィルをする
    (右下の小さい■をクリックしたままF列まで引っ張る)
  4. 右下に出てくるオートフィルオプションをクリックし、「書式のみコピー」をクリック
  5. C列のみの書式が全列に適用される

まとめ

いかがでしょうか。
意外と簡単に情報が整理できますね!

測定値だけでなく、モノの値段、客数、温度etc…
自分の使いたいように工夫して使用してみてください!

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