【マクロ】初めてのVBA まず何をするべき?

Excelマクロ編

はじめに

様々なプログラミング言語が台頭してきた近年において

VBAを学ぶメリットはあるのか?
勉強しても役に立たなかったらどうしよう・・ と考える人がいると思います。

あくまで個人の考えですが、
一般企業でのエクセルの需要は高く、VBAを学びたいと考える人はとても多いです。
これは手作業であれば何時間もかかるような作業が数分で完結させる効率的な方法だからです。
そしてその需要は今後も下がることはないと考えています。

その根拠は・・・


エクセルは大多数が扱えるツールだから。
・専門的な知識がなくとも自社で完結可能だから。
・VBAは比較的簡単な言語だから。


マクロを作成できれば、ちょっとした作業を自動化できるほか、作業自体をなくすこともできます。

さらに、作業効率をupさせることはもちろんですが、製造業においてはマクロの改善提案を提出できると結構効率が良いです。

経験的に現場ではマクロを習得している人は少なく、運用しているファイルも手作業によるものが多いです。
ちょっとした改善でも成果として挙げられるのも良い点ですね。

ですが、業務を効率化させるためにVBAの勉強に時間がかかっていては本末転倒ですよね。
当blogでは、基本的なコードを備忘録的に記録しながら、実務的なコードを作成し、
一部コードを置き換えればすぐに使えるものも用意したいと考えています。

このページでは、VBAを勉強する際の事前知識を簡単に述べたいと思います。

マクロとVBAの違い

マクロとは、Excelで自動化する作業をまとめたもののことを指します。
料理で例えると、レシピそのものですね。

一方でVBAとは、マクロを作るためのプログラミング言語です。
料理でいえばそのレシピが何語で書いてあるかに相当します。

つまり言語が異なれば、当然文法も異なります。

コードを書く前にやることを整理しよう

いきなりプログラミングに取り掛かると、なにをやっているかわからなくなったり
途中でどんどん機能を追加して、いつまでも終わらなかったりします。

そこで、下記項目を具体化させる必要があります。

  1. 欲しい機能
  2. ツール表面のイメージ
  3. 処理の流れ

在庫管理ツールを例に簡単に説明いたします。

欲しい機能の具体化

  • ワンタッチでの入出庫
  • 在庫数が発注点に達した際の警告

ツール表面のイメージの具体化

~入力フォーム~

~警告文~

処理の流れの具体化

  • 入出庫の入力
  • 在庫数の反映
  • 発注点に達したか否かの判断
  • メッセージの表示

上記が完了したら実際にコードを入力します。

コードを書く方法

実際にコードを入力する流れを以下に記します。

  1. Excelを開く。
  2. 開発タブ” → ”Visual Basic“ をクリック
  3. 挿入タブ“ → ”標準モジュール” をクリック
  4. フォームに 「sub (マクロ名)」を入力し、エンターキーを押す
    ※今回はマクロ名=test
  5. sub ~ End Sub 間にコードを入力
  6. 実行タブ“ → ”Sub/ユーザーフォームの実行” をクリック
  7. 結果の確認
    ※今回はメッセージがポップアップされるコードです

以上が、マクロを動かす基本的な流れになります。

まとめ

今回はマクロとVBAの違いから、マクロの実行方法をお伝えしました。
読んでいただいた通り、基本的なことさえ押さえれば誰でもできると思いませんか?

PCに苦手意識を持つ方も記載の順序を辿るだけで簡単にマクロを動かせます。
またマクロの構文はネット上にいくつも転がっており、自分のやりたいことをすぐに組み込める環境があります。

まずは簡単な操作からで良いので、ぜひ足を踏み入れてみて見てくださいね!

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